カザフの奇岩地域をイッキに5か所めぐる!アクタウ北東コンボツアー【カザフスタン】

前回の記事では、アクタウからウスチュルト台地/ボズジラを見に行くツアーを紹介しました。

今回の記事では、「アクタウ北東の奇岩地域5か所を巡るコンボツアー」について簡単にレポートします。

実際のツアー内容や料金に関しては私では責任が持てませんので、気になるようであれば直接ツアー会社に確認をお願いします。

こちらについてはXでもポストしているので、ツリーを読みたい場合はクリックして展開してください。

※Xのポスト内では北西ツアーとなっていますが、実際には北東です

目次

ツアー概要

ツアー会社

前日のウスチュルト台地/ボズジラツアーと同じです。

料金:23000テンゲ(約6440円)、他のツアーとセットで10%割引あり

ツアー会社:Mangystau safari(https://www.instagram.com/mangystau_safari/

連絡はWhatappを使用、オフィスに行けばカード払いか、相談すれば現地払いも可能な模様。

このツアーのバスは前日のボズジラツアーと違って大型のバスでした。

スケジュール

集合:9時集合(アクタウ街中)

トリシュ:11時半着、滞在時間30分

コクカラ:13時半着、滞在時間約30分

シェルカラ:14時半着、滞在時間約30分

昼食:15時半着、レストランで待機1時間、食事30分

アイラクティ:18時半着、滞在時間約1時間

解散:22時半(集合場所と同じ)

スケジュールはこの通りでない可能性があります、というよりその可能性が高いです。

昼食のレストランは満員だったため1時間以上バスで待たされました。

トリシュ(Torysh)

コンボツアー最初の目的地はトリシュ(Torysh)。

砂漠と乾燥地植物がひたすら続く平原に、突如現れる石球の群れ。

古代テチス海だった時代、有機物に鉱物や微生物が堆積し、大きな石球となりました。

その後表層の柔らかい部分が風化し、硬い部分のみが残りました。

平原に散らばる石球の向こうでは、放牧された馬たちが植物を食んでいました。

石球の中にあるコアの微生物を探しに行きます。

石は必ずしも丸い形状ではなく、それぞれ異なった形をしています。

残念ながら海洋生物のコアは見つかりませんでした。

時間は40分くらいあったので、途中から石は飽きて馬たちと一緒に過ごしていました。

コクカラ(Kokala)

トリシュを出発し、1時間ちょっとでコクカラ(Kokala)に到着しました。

コクカラもトリシュと同様、大昔はテチス海の海底でした。

そのため海洋生物に加え、木の葉などの化石も見ることができます。

コクカラの岩山は前日に行ったボズジラよりもカラフルで、青・黄・赤・灰色等の眺めが続きます。

岩山はそう高くないので、簡単に登ることができます。

上から景色を眺めたり、下から岩山を眺めたり。

ただそうやることがあるわけではなく、陽も出ていて暑いので、30分ほど滞在すれば十分に感じました。

足元はジャリで滑りやすくなってるので注意しましょう。

シェルカラ(Sherkla)

コクカラの次に来たのは、シェルカラ(Sherkla)という場所です。

シェルカラはライオンの山という意味で、形が寝そべったライオンに見えるからそう呼ばれているそうです。

高さは300メートルほどですが、平原の中にドンとたたずむ姿は存在感があります。

ここはシルクロードの要所でもあったらしく、人が隠れる洞窟が内部にありました。

岩山の中を少し登ったところにある洞窟エリアは、日陰なっていて涼しかったです。

入口も狭いので、外敵から身を守るのにも適した場所だったのでしょう。

洞窟近辺はツアー中で数少ないひんやり涼しい場所でした。

そういった点でも、シルクロードの時代には砦として使われた理由でしょう。

このツアーでは見かけませんでしたが、昔使われていた古井戸もシェルカラ山にはあるようです。

バスに乗り、別角度からシェルカラ山を見つつ、次の目的地へ向かいました。

昼食

シェルカラ山のあとは昼食をとるためのレストランに行きました。

しかしながら、レストランでは店のミスなのかツアー側のミスなのか、ダブルブッキングで超満員。

1時間ほどバスで待機することになりました。

レストランはトイレも少なく行列でした。

写真撮り忘れましたが、昼食はプロフ、サラダ、パン等でした。

料理はおいしかったですが、飲み物はぬるいものばかりでした。

スーパーでもそうですが、カザフは暑いわりに飲み物を冷やしてくれていないことが多く、この点いつも不満が残ります。

ランチを終えて外に出ると、道路にラクダがいました。

アイラクティ(Airakty)

ランチが終わり、ツアーの最後はアイラクティ(Airakty)という場所です。

これまでの奇岩地帯と比べて切り立った形状の岩が多かったです。

白い砂岩と、黒い岩の2色構成です。

この時は19時前後で陽も落ちつつあり、岩山に映えた夕日がきれいでした。

素晴らしい形の岩

岩山を登った先は何もない荒野かと思いましたが、よく見ると小さく遊牧民の家が見えます。

真ん中少し上あたり、見えますか?

最後はガイドが持ってきてくれていたパンとミルクティー。

ミルクティーを飲んだら、帰路につきます。

この時の時間は19時半、アクタウに帰り着いたのは22時半でした。

途中の休憩所では、ラクダと日没を見ることができました。

まとめ

以上、トリシュ~コクカラ~シェルカラ~アイラクティのコンボツアーの報告でした。

古代からの地層やその堆積物、または岩場がほぼ手付かずで残っており、こうした奇岩地帯好きとしては面白い場所でした。

ただ前日に行ったボズジラの方がより壮大だったので、どちらか一つしか行けないのであればやはりボズジラに行くと思います。

今回は行けませんでしたが、この辺りには地下モスクなどの見るべき場所がまだまだありますので、前回のボズジラツアー、今回のコンボツアーも参照にして、ぜひ自分に合ったスケジュールを組んでみてください。

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この記事を書いた人

海外旅行好き、バックパッカーと普通の旅行者の中間くらいの経済感覚です。

カウチサーフィン等を使って、現地の人と交流するのも好きです。

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